レギュラー関連

『走り込み』は本当にサッカーのトレーニングに必要!?

サッカーは数多くあるスポーツの中でも、90分以上走り回る、
持久力の必要なスポーツです。

その中でさらに、瞬間的なダッシュやジャンプ、
タックルなどを続けると考えると、かなりの持久力が必要ですよね。

その持久力がないことにはレギュラーで
試合に出続けるのは難しいのは承知の上ですが、
それでもやっぱり、単調な『走り込み』って辛いですよね。

 

そもそも、ボールも触らず、ただ90分走れる身体を作るために
『走り込み』をするのは果たして現代サッカーの
トレーニングとして必要なことなのでしょうか?

メリット・デメリットを出して考えてみましょう。

『走り込み』によるメリット

 走り込みトレーニングをすることでのメリットとは何なのでしょうか?

 

1.持久力の向上

もちろん一番はこれです。
持久力が上がらなければ走る意味はありませんからね(笑)

 

2.怪我のリスクが低い

相手がいることで成立するのがサッカーというスポーツです。

ボールを奪うため、ゴールを守るために、
相手との激しい接触は避けられません。

そうすると必然的に怪我のリスクは上がります。

その点、走り込みは一人で行うトレーニングなので、
よっぽどのことがない限りは、怪我のリスクはかなり低いでしょう。

 

3.メンタルの強化

何においても重要な、メンタル面の強化が期待できます。

楽しいトレーニングではありませんから、
苦しいときにどれだけの力が出せるか。
自分に負けないメンタルを作れるか。
これはサッカーにおいてとても重要です。

 

こうメリットを出してみると、
一概に必要ではないというのはナンセンスにも取れますね。

『走り込み』によるデメリット

 では、メリットを踏まえてのデメリットは何なのでしょうか?

 

1.試合中に必要とされる動きではない

サッカーは1試合に約13km走ると言われています。
ですが、これはただ同じペースで
13kmを走っているわけではありませんよね。

瞬間的なスプリントや、相手と体をぶつけながらのダッシュなど、
スピードも距離も一定ではない断続的なスポーツなのです。

そう考えると、一定のペースで走り込みをするのはどうなのでしょう?

 

2.パフォーマンスの低下

走り込みのトレーニングというと、
ウォーミングアップのついでに行うイメージがあると思います。

ですが、そのウォーミングアップで多くの
体力を消耗してしまう可能性は高いです。

そうすると、その後のボールを使った技術トレーニングや、
チームの連携を高めるトレーニングのパフォーマンスは下がってしまいます。

トレーニング素質を下げてしまっては元も子もありませんね。

 

3.疲労の蓄積

例え、走り込みを技術トレーニングの後に行ったとしても、
クールダウンを目的としていないのであれば、
疲労は溜まっていく一方です。

それなら疲労回復のストレッチをしたりする方がいい時間の使い方ではないでしょうか。

現に、カルチョの国・イタリアのジュニアユース世代は
1日の練習時間を2時間以下にすることで、
一つ一つのトレーニングに頭を使って取り組めるメリットを生かしているそう。

 

こうみてみると、サッカーにおいて、
90分間戦い続けるもちろん持久力は必要ですが、
走り込みによるトレーニングは効率があまり良くないように思えます。

では、サッカーに必要な持久力を効率よく鍛えるには、
どうすればいいのでしょう?

 

サッカーに本当に必要な持久力を高めるには?

 サッカーで、一番大事な走りというのはスプリントなどの無酸素運動です。
この回数が多いければ多いほど選手としてかなり重宝されるでしょう。
日本代表の長友佑都選手の一番の持ち味もこのスプリント回数の多さと言えます。

 

無酸素運動のトレーニングで有名なのは、スピードエンデュアランスというトレーニングです。

ルールはとても簡単で、15秒ダッシュ・15秒休む これを繰り返すだけです。
各国代表チームのトレーニングにも採用されています。

 

もう一つ効果的と言えるトレーニングは、普段同様、ボールを使ったミニゲーム、ロンド(とりかご)などのトレーニングの高負荷で行うことです。

ここで言う高負荷とは、トレーニングエリアを狭くすることです。
そうすることによって攻守の切り替えの回数が必然的に多くなり、

無酸素運動の持久力のアップが期待できます。

それと同時に狭いエリアでボールを持てる技術の向上にもつながり、
一石二鳥と言えるでしょう。

 

まとめ

 サッカーのトレーニングにおける『走り込み』は、絶対に必要ないと言うことではありません。

ただ、サッカーはサッカーをすることで上達します。
それと同様、サッカーにおける持久力はサッカーで
向上させるのがもっとも効率的と言えるでしょう。

 

スプリント回数の多い選手はどのチームに行っても必ず重宝されます。
現代サッカーにおいてのスプリント回数は、
1対1のデュエル勝率にも並ぶほど重要な能力になっています。

 

監督にアピールするなら、サッカー持久力を鍛えて、チームで重宝される選手を目指しましょう!!!